うわばみ(@uwabamisnake)です。
視聴者からプレイしてほしいとリクエストのあった『やばたにえん』というゲームを実況しました。
以下、レビューと感想です。(ネタバレはなるべく避けます)
動画↓
再生リストのリンク↓

猟奇or脱出
ジャンルは脱出ゲーム。第一作目「やばたにえん」と、その続編である「滅やばたにえん」共にマップ内を探索し、アイテムやギミックを正しい順番で作用させ、囚われた少女たちを救出しながら脱出を目指す。EDは助けた人数や人物などによって変わるマルチエンディング方式。
他の脱出ゲームとの相違点として、行動によって画面右下のSTEPが増加し、時間が経過する。「STEPシステム」が挙げられる。

このSTEPシステムによって脱出ゲームでありながらも時間の経過を表現、可視化している。
少女たちは死に瀕しており、闇雲に動き回り、無駄にSTEPを増やしてしまえば、彼女たちを助けることはできなくなってしまう。
しかし、STEPの増加がゲーム内に影響を及ぼすのはギミックを作動させた後なので、何もしていないのにただ動き回るだけで死人が出るということは無い。良心的(?)
彼女らを全員を助けようと思ったら、STEP数を最少にして、正しい順番で仕掛けを解く必要がある。
ちなみに、助けることができなかった場合、ただのリョナゲーになる。
初見プレイで全員救出させることはほぼ不可能なので、一度はリョナゲー化する。
つまりこのゲームはリョナゲー。
ドット絵でありながらもなかなかえげつないグロテスクな描写があるので、苦手な人は注意が必要。そういうのが好きな人は今すぐゲーム買ってからやれ。
難易度はそこまで高くは無いのかもしれない。(私自身脱出ゲームをあまりプレイしないのでなんとも言えない。)セーブ&ロードで攻略は随分楽になる。
ただ、滅やばたにえんの真エンドの条件は複雑。
ストーリーについて
致命的ではありませんが少しネタバレがあります。
屋敷に囚われた少女たちを助ける脱出ゲーム。
なぜ囚われてしまったのか?一体誰の仕業なのか?
失敗した時の残酷なシーン。
初見だとサイコホラーっぽい雰囲気。しかし、実際はオカルト。
「滅やばたにえん」ではその傾向が顕著。(外法、化物、人形)
また、最後までプレイしてもはっきりとした答えは提示されない。一応作者のTwitterやPixivからサイドストーリーや裏設定を確認できるが、それでも謎は多い。一部のファンの間では様々な考察が行われているらしい。
二作品ともに真エンドのどんでん返しは見ものだが、考えるのが苦手な人には向かない印象。
裏設定がかなり濃く、不確定な部分も多い。
レビュー記事なのにストーリーに関してはフワッとしたことしか言えないのが現状。
終わりに
キャッチーなタイトルでありながらもシビアなゲームシステムに重苦しいストーリー、残酷な描写。
個人的にはかなり楽しめました。脱出ゲームが苦手な人も死にゲー(ただし死ぬのは他人)だと思ってプレイしたらクリアできそう。
分岐条件に関しては両作品とも最終的には攻略サイトを見ることになってしまったのが少し悔しいです。
どうやら続編が出そうなので、未回収の伏線がどこまで回収されるのか楽しみですね。
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