SFC版ホーム・アローンというクソゲー
1992年8月11日にスーパーファミコン(SFC)用ゲームソフトとして発売された、『ホーム・アローン』
原作は同名のアメリカ映画。
原作を知っている人は多いはず。
そもそも『ホーム・アローン』はどんな映画か
クリスマスに一人家に取り残された少年が
自作のトラップを使って
2人の泥棒を撃退する話
です。
いいですか?
トラップで2人の泥棒を撃退する話です。
ではSFC版ホーム・アローンはどんなゲームなのか
原作のように
トラップを仕掛けて外から来る泥棒を待ち構える智略的なシミュレーションゲーム?
違います。
アクションゲームです。
でもトラップくらい自分で仕掛けたいでしょう?
元から仕掛けられてます。
ステージが始まるのはケビンのベッドからです。
つまり、すでに泥棒に入られてます。
さすがに使用できるアイテムはありますよ?
水鉄砲とパチンコや野球ボールなどの遠距離武器くらいしかありませんが。
まあ水鉄砲とかトラップとかであの二人を撃退できるんならいいやって?
水鉄砲は当てて怯んだところを飛び越えるのが正しい使い方
トラップはどれがトラップかわからないので自分も引っかかってしまう時があるうえ、爽快感全くなし。
そもそも泥棒が二人ではない
じゃあケビンを操作して泥棒を撃退することができればそれでいいって?
違います、このゲームは
家じゅうに落ちている宝石や金銭等を拾い集めるゲームです。
泥棒は家の中を物色すらしていません。
どう見てもケビンが泥棒です。
なんで『ホーム・アローン』なのに泥棒のような真似をしなければならないのか。
最初の方でステージという言葉を使ったので察した方もいるでしょうが、このゲームはマリオみたいなステージ方式です。なので
次のステージに進むたびに家の内装がガラッと変わります。
マカリスター家が異次元。
ちなみにゲームオーバー画面もだいぶ雑です。
古いものですし、ある程度チープになるのは仕方ない。
これも一応キャラゲーに入ります。
とりあえずなんでもかんでも有名なものを元ネタにゲームを作っていた時代。
キャラゲー=クソゲーの図式が出来ていた頃です。

最近のキャラゲーはクオリティが高すぎて=クソゲーじゃなくなってるのでは?
キャラゲー=クソゲー? ここでのキャラゲーは、漫画、アニメ、映画、小説などのゲームではない原作が存在するゲームとします。 キャラゲーは、原作のゲーム化をそもそものセールスポイントとしているため、ゲームの面白さは二の次だったり、手抜き...
ちなみにホームアローンみたいなゲームがしたいのなら、刻命館シリーズがオススメです。
重苦しいストーリーが嫌でなければぜひ。
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